骨折を抱えた私が感じた映画の残念さ
昨日、12月23日は肋骨骨折を抱えて無理を押して
リドリー・スコット監督の「ナポレオン」鑑賞をしてきた。
とても残念な映画だった(これはあくまでも個人の感想なのでご了承いただきたい)。
実は、夫が入院中で、月曜日に退院してくるのでその前に「時間的な余裕があるのは今だけ」という切羽詰まった事情もあるため行ってきたのだが・・・。
158分の超大作、割と「戦争の場面」がCMとして使われているため、
さぞかし「ド派手な華々しい(毒々しい)戦争を描いたもの」という先入観で、
あまり下調べもせず、リドリー・スコットなので大丈夫であろう!というこれもまた何の根拠もない思い込みで観に行ったが、感想は「3時間返せ!」であった。
まず、初めから終わりまで、「おフランスの方々って野蛮なケモノよのぉ」という、
イギリス人監督らしい視点で描かれている。
さらに、残酷な戦争者として描くのならまだしも、「小心者の小男」としての「矮小なヒューマンドラマ」として描き切ってしまっている事。
本当に残念過ぎる映画である。
今年最後の映画がこれでは、なんとなく気分が悪い。
いっそのこと今日「朝8時半の回」しかやっていない「はめフラ」か「青ブタ」でも観に行けばよかったと思うほどである。
でも、明日夫の退院のため早朝からお出迎え&様々な手続き(支払いだの退院後の生活指導だの)があるため、今日は「休養日」としておくことにした。
なにしろ、肋骨が2本折れている身でもある。(私自身が重症じゃん!)
今日の日記は、今夜書けるといいな。